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モチベーションアップ&キープ法

モチベーションアップするぞ

ビジネス用語にモチベーション、という言葉があります。これは、人が行動を起こす時の原因、つまり動機を意味するものです。何かをするためにはどうしても行動することが必要になります。そして行動、つまり体を動かしていくためには、動かすためのやる気が必要となります。例えば、ご飯を食べたいと思ったら、ご飯を作る、もしくは食べに行く、という行動が必要になります。ここで行動できる人は、モチベーションがアップしている訳です。ご飯を食べたい、という動機がやる気につながり、行動へと移ります。

でも、そこにやる気がなかったらどうなるでしょうか。「食べたいけど、いいか、寝てしまおう」という風になります。これがモチベーションがアップしていない状態ですね。一瞬だけ思ったものの、どうでもいいや、となってしまったのです。ビジネスにおいてもこれってすごく起こりやすいことなんです。

モチベーションアップの方法

いろんな方から頂く質問の中でとても多いのが、「どうやったらモチベーションがアップしますか」とか、「どうやったらモチベーションをキープできますか」とかです。「モチベーションが2、3日しかもたないのは、自分が成功者としての素質がないからでしょうか」という風に言われる方が結構います。しかし、どれも違います。

それはなぜかと言うと。モチベーションはどういう原理でアップしていくのかと言ったら、自分の好きな事をする時とか、自分のやらなければいけないこととか。もしくは、やりたい訳でもないけれど後がない、もう完全に追い込まれているである、というような場合です。そういう状態に置かれないと、私はモチベーションというのはアップしない、と思っているんです。

やらなければいけない理由、とは

今回は先ほど言いましたモチベーションアップの原理についての2番目、やらなければいけない理由というのをお話してみたいと思います。そして、このお話をきっかけにして、あなたが何か目標があって、それに対してやらなければいけないこと、というのは一体何なのだろうか、ということを考えていただけたら、と思います。

なぜこの話をするのか、と言ったら、先ほども言いましたけれども、モチベーションはアップしたりダウンしたりするじゃないですか。ビジネスの勉強、年収アップについて学ぶためのセミナーに参加したり、ビジネス関係の本とか教材とかをいろいろ買ったりした際には、「よし、俺はやるぞ!」とか「年収いくら稼ぐぞ!」みたいな感じになります。少なくともその瞬間はモチベーションがアップしているわけです。でも、セミナーが終わったりとか、教材を読み終わったりした後にそのモチベーションをキープできているのか、と言ったら、大体2、3日で元のさやに戻りますよね。あの時の自分はどこにいってしまったのだ、というようなことが往々にしてあると思うのです。

これはなぜかと言ったら、これは本当に本質的なことなのですけれども、本人が、あなた自身がそれをやらなければいけない理由がないからです。だから、モチベーションがアップしにくいし、それをキープすることも難しくなるのです。

なぜAさんは目標達成ができないのか

なぜうまくいかないのか

みなさん、こういうことがないでしょうか。Aさんという方がいるとします。Aさんはビジネスにおいて年収1000万にできるスキルもある、人脈もある、その他にもビジネスを成功させるための要素がいっぱい揃っています。それなのに、なぜか目標達成できないという状態になってしまうのです。

これはなぜかと言ったら、その目標に向かって頑張る、その目標を達成しなければいけない理由がないからなんです。動機、つまりやらなければいけないという理由がないんです。ない、というわけではないのかもしれませんが、動機が薄いという表現が分かりやすいかと思います。

「絶対にできなければ困る」「どうしてもやりたい」ではなく、「できてもできなくてもいいかな」というような目標というのは、ほとんど達成することなんてできません。あやふやなもの、というのは人生においては、基本的に叶わないようにできているんです。具体的に、いついつまでにいくらをどういう形で稼ぐ、とかいう風に決めておくと、ゴールまでの具体的なステップが決まってくるじゃないですか。

でも、「とりあえず1000万欲しいです」みたいにいう人って結構いると思うんですけれども、「とりあえずって何だよ」と。とりあえずで成功できた人は、世の中にはもしかしたらいるのかもしれないけれども、少なからず私の周りでは知りません。ですから、もしあなたがモチベーションをアップしたい、そしてそれをキープしたいと真剣に考えているのであれば、まずはあなたが「やらなければいけない理由」というのをよく考えてみてください。

成功する人の条件とは

そういわれて、それをすぐに行動に移す人、つまりこれを本当に考えて書き出す人、というのは少なからず成功する人であると思います。なぜなら、基本的に私が今教えている中できちんと成果を出せる人、というのは「こうしてください」と言われたことをバカ正直なくらい、きちんとやっているんです。「そうか、今やらねば」とモチベーションをアップさせるタイミングを逃さず、その場でトライできるって素晴らしいんですよ。

コンサルタント経営とかをやっていると、クライアントに対してのこの「こうしてください」という宿題を課して考えてもらうことは必須なので、容赦なく背中を蹴飛ばします。本当にビジネスで成功してもらおうと思ったら、こちらとしては当たり前の内容なのです。残念ながら、それでもできない人というのは大半やめていきますけれども。

「こうしてください」という指示指導を守って、それについて不安を感じる暇もなく着手し、言われるままにきちんと考えて書き出すなり何なりする人、もしくは言われたことがきちんと自分の中で腑に落ちる人というのは、物事が早く進みます。

そして、成果を出せる人というのは、やる前にごちゃごちゃ言いません。「○○みたいなことがあったらどうしたらいいですか」とか「モチベーションが保てなくなった場合はどうしたらいいですか」と、まだ起こってもいないことの仮定ばかりをして全然行動に移そうとしない人がいますが、こういう人の大半は結局言われたことをやる気がないんです。無意識に実行することを避けていて、口だけで終わることがとても多いですね。

「もう年だから」とか「この分野にはトライしたことがないから」という言い訳を先にする人もダメですね。先に諦めてしまっていますから、モチベーションがアップするはずもありません。できないことを前提にしてしまっているので、目的を達成するためのアドバイスをもらってもさっと行動に移しません。素直に何でも吸収してやってみよう、という貪欲さがなければ、モチベーションがアップすることもないし、成果を出せることもない、ということです。

結果を出す人の特徴

ちなみに、仕事ができる、結果を出せる人の誰もが見た目で「この人モチベーション高いな!」と判断できるということはまずありません。やる気がなさそう、モチベーションが低そうに見えるのに、いつもきちんと結果を出している人もいれば、やる気満々でいつも頑張っているのに、結果が全くついてきていないという人もいます。これは先ほどのAさんとは違い、ただモチベーションだけが高く見えるだけの人で、スキルなどが伴っているわけではない、と仮定してくださいね。

普段から何をしていてもあまりモチベーションが高いように見えないのだけれど、確実に結果を出していく人がいます。こういう人に多い特徴として、ポイントをつかむのがうまい、ということが挙げられます。それは、話を素直に聞いて、きちんと府に落とすようにしているからです。否定的に入ると、相手の言い分を分かろうとしていない状態になっているので、何を言いたいのかがうまく自分に入ってこないんです。当然のことながら、モチベーションもアップしないし、キープすることもできません。ここでも結局素直か素直じゃないかが大きく関係してくるんですね。

そしてもう1つの特徴として、いい意味でマイペースな人が多いです。マイペースだからこそ、人の意見や常識のような周囲の環境に惑わされず、良いものはうまく取り入れることができます。世間からどう見られるかなどを過剰に気にしないのでストレスもたまりませんし、新しいことにトライするのも躊躇することがありません。また、分からないことは人に聞く、などの行動をすんなりこなすこともできるわけです。そして、自分なりの目標設定をすることができるのです。あくまでも他人と比べたのではない自分なりの目標設定なので、無理をしていませんからきちんと結果として残すことができるのです。

また、マイペースな人は努力もマイペースに行うことができます。いつもモチベーションを高く持っているように見せねば、とも思っていないし、自然体なんですね。そしてそれがかっこ悪いなんて思いません。また、自分なりの目標を設定して努力しているので、それを人に誇示しようとも思わないのです。本人はそのつもりがない場合もありますが、実は見えないところでモチベーションを得て、無意識に努力をしている状態なんですね。

先輩のやっていることを見て、気になったから家でそれを調べてみた。そしたら思いのほか面白かったから、もっと学んでみたいというモチベーションが生まれてきて、やっているうちにそれに特化した状態になっていて、仕事のオファーが来るようになって。その結果自分が事業主としてビジネスを立ち上げるようになった、という方もいるんです。「自分が社長になるなんて思わなかったです」というタイプは、実はこういうマイペースな人が多いようにも思えます。はたから見ると、モチベーションをアップしながら仕事をしているようにも見えなかったから意外だった、なんていうことになるんですね。

「モチベーションをアップするためにどうしたらいいか」へのお答え

さて、皆さんから多くいただく質問に対してお答えを出しましょうか。「モチベーションをアップするにはどうしたらいいですか」ということですが、実はモチベーションをアップするためには、難しいことは何もいりません。難しい理屈も何もいりません。ただ1つだけ。まずたった今から、あなたの「それをやらなければいけない理由」というのをきちんと考えていただけたら、と思います。私にも、やらなければいけない理由がたくさんあります。例えば、あなたというお客様のために自分が何かしらの行動をやらなければいけない理由、それは全て自分の知識等のレベルアップのためです。

自分がレベルアップをしなければいけない理由というのは、例えば周りの人を見返してやらなければいけない、とか、今まで自分をバカにしてきた人をどうにかひっくり返したい、みたいなこととかです。人の役に立ちたい、というものももちろんありますね。しかしまず、そんなのできるわけない、という目で見ている人の気持ちを変えたいし、「あいつが年収1000万なんてできるわけない」と思われているのなら、それ以上の収入を涼しい顔をして手にしたいわけです。

そして何よりも、世の中というのはごくごく普通の人でもきちんとやれば成功できるんだよ、というのを世の中に証明したくて今やっています。それが、私がビジネスで成功するための行動をやらなければいけない理由です。そして、それが私のモチベーションをアップさせるものなんです。

バリバリ働くぞ!

男ですから、やはり尊敬をしてほしい、というのもあります。ステイタスがほしい、というのも正直あります。これは誰しもあるものだと思っていますし、これでモチベーションがアップするのなら、決して悪いことでもなんでもない、と思っています。また、自分で言うのもなんですけれども、僕は「やらなければいけない理由」というのが恐らく人と比較しても強烈なので、その分人よりも行動が早いし、モチベーションが人よりも高いし、継続することができるんだと思うんです。

行動が早い人、目標をいつも達成する人、いつもモチベーションが高く見える人というのは、基本的にやらなければいけない理由がいつも明確で強烈なんです。それが明確になっていて自分自身の腑に落ちていないと、自分が今なぜ頑張っているのかが分からないので、突然止まってしまいます。止まってしまえば、当然前には進みません。そしてそこで停滞して進みませんから、うじうじといろいろ悩んでしまいます。そしていろいろ悩み、悩みだけが増えていくからさらにそれが重石になり、前に進めなくなってしまいます。

やらなければいけない理由というのがきっちり明確になっていないと、このような悪循環を引き起こすことになってしまいます。モチベーションどうのこうのという以前の問題ですよね。ですから是非、何か行動を起こす際には、その前にこの「やらなければいけない理由」というのを一度書き出してみてください。そのことによってあなたはくっきりすっきりと、心にもやもやしたものもない状態で前へと進むことができます。

これはモチベーションをアップさせるためにはとても良いワークだと思いますので、是非1週間毎日やっていただきたいと思います。きちんと書き出してその内容を確認することによって、自分自身の考えていること、そしてやらなければいけない理由、モチベーションをアップさせるために必要なことというのがとてもよく分かるようになると思います。ぜひ挑戦してみてください。そして今後も是非、皆さんとこういう情報を共有していけたらと思っています。

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