ゴールデンウィーク突入です。震災の影響も大きいのか、この連休は仕事をする、という人が多いというアンケート結果をニュースで見かけました。
それと同じくらい、この連休はボランティアに行く、と言っている人が多いようです。本当に素晴らしいことです。
大型連休始まる、被災地・熊本には数多くのボランティア
TBS系（JNN） 4月29日(金)13時3分配信
最大１０日間となる大型連休が始まりました。いまも地震が続く熊本には、全国から数多くのボランティアが訪れています。
「鹿児島県の姶良市というところから。（大型連休）前半の３日間はボランティアをやると決めている」（ボランティアに訪れた人）
「香川県から。何か役に立てればと思って」（ボランティアに訪れた人）
熊本県内では、最初の地震から１週間経った４月２２日にボランティアの受け入れを始め、これまでに８０の団体と個人１万１５００人が支援にあたっています。ただ、被害の大きかった益城町や阿蘇市は、宿泊施設が損壊するなどして不足していることから、日帰りも可能な九州に住む人や熊本県民に限定してボランティアの募集を行っています。
熊本地震は、２８日までの２週間で震度１以上が１０００回を超えるなど活発な活動が続いていて、ボランティアにも注意を呼びかけています。
ありがたいことですよね。でもこのボランティア、今は募集をしていますが、落ち着くまでは入らないでください、というお達しもあったんですね。実際の話、地元の迷惑になっているという話まで出ていました。
心得が分かっていないとどうなるか
この原因の1つとなったのはおそらく、ボランティアとしての心得が分かっていない、ということでしょう。例えば災害ボランティアは「自力で宿泊場所や食事を確保できる人」というのが大前提。それなのに、食料や宿泊場所を求める、居酒屋などで大騒ぎするなどが問題となりました。これでは本末転倒なのです。
「心得」はビジネスのノウハウと考えよ
これは経営にも当てはめることができます。ボランティアの心得を知らない、という状態は、店舗経営でいえば、ノウハウを知らない状態です。一番大事なものを知らずにうまくやろうという方が無理なのです。ノウハウは大前提であり、土台です。家で言えば基礎。これをきっちりしておくことが、店舗経営を成功させるポイントなのです。
一本ピシッと筋を通す大切さ
飲食店なり理美容室なりエステなり、店舗経営を考える人は、少なからずノウハウを探しています。そして、成功している人は、自分なりのノウハウを持っています。そしてそれ自体をコロコロ変えたりしません。だって、大前提なのです。
もちろん新しいことを取り入れて改善を行うことはありますが、軸はブレないのです。自分なりのノウハウを作り上げることが理想ですが、最初からそれをやろうとすると、経営にまでまず手が回らなくなるでしょう。それを考えるのに精いっぱいになるし、それが成功するかどうかさえも分からないのです。
先人の歩いた道をなぞれ
まず第一歩として、徹底して人まねをしてみましょう。あなたが「こうなりたいな」と理想とする経営者を見つけ、その人のノウハウに習ってみるのです。今は起業家がたくさんいます。その中に、あなたと同じようなタイプで大成功している人がいるはずです。
そしてそういう人は惜しげもなくそのノウハウを公開してくれています。それにならい、自分に合っている、と思ったならばメルマガに登録したり、有料セミナーに参加したりして徹底してその成功道をなぞって行ったらいいのです。
まず成功し、そこから自分のオリジナルノウハウを作り出していきましょう。しかし、軸は決してブラさないこと。ボランティアの大前提と同じように、絶対に変わらない一本を持っておけば、何があってもフラフラせずに自分の道を通すことができます。
