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モチベーションと経営者

ダルダル

大きな会社の社長にしろ、中小企業にしろ、個人事業主にしろ、社員やスタッフを抱えている人たちの悩みの大半を占めるのが「社員やスタッフのモチベーションが上がらないんです」ということです。

そして実際、これをコンサルタントに相談して、という方もいます。また、コンサルタントもそれを専門にしている場合もありますね。

無理難題?

経営者の大きな悩みである、社員のモチベーションの問題。しかし、ただ上げてくれ、何とかしてくれ、というのは実は無理難題なんですね。だって、待遇も何も変わらないのにただただ「モチベーションを上げてくれ」と言うのは、「とにかくやる気出して今以上働いてくれ」と言っているのと同じなんです。

つまり、「給料も上がらないし待遇改善もしない、でも今の何倍も働いてくれ」と言っているんですね。これではいくらモチベーションを何とかしろ、と言っても上がるわけもありません。ですから、それを専門にしているコンサルタントに依頼すると、まず社員1人1人としっかり向き合って、何がどうなればやる気が出るかを探るんです。

どうしたらやる気になる?

例えば、もう少し給料がアップしたらやる気になる、とか、きちんと昇進できるシステムがあったら、というようなことを探るんですね。実際にできる、できないは別として、どこにモチベーションを下げてしまう原因があるのかを見つけ出せば、できる限りの改善を施していくことができる訳です。

そして何より「こんな仕事したって何のメリットもない」と思わせないことが大事なんです。やりがい、働き甲斐のない会社だと、どんなにやる気満々で入社したとしてもあっという間にダメダメ社員になってしまいます。そして、やる気のない、モチベーションの低い人が増えると、会社の雰囲気もそうなっていきます。業績が下がるのは当たり前なんです。ブラック企業が潰れていくのって、こういうのも関係しているのかもしれません。

やりがいを与えよう

では経営者として、社員のモチベーションを上げるために何ができるか、です。それはまず、仕事にやりがいを持たせることです。あなたが今やっているその仕事が人の役に立っているというのを目の当たりにさせることですね。事務作業でも、その人がやってくれているから滞りなく進んでいる、というのを時には伝えることも大事です。

どんな手柄でも、経営者が独り占めするのではなく、社員と一丸となって頑張った結果だ、というのを伝えるようにしましょう。自分がやったことで誰かが喜んでいる、と思うと不思議とやりがいも出るものです。自分がやっていることがどういう結果を生んでいるのか分からないからモチベーションが上がらず、むしろ下がるのです。自分自身の日常に当てはめてみましょう。ボランティアをして、誰かが笑顔になったら、やった甲斐があった、と思うでしょう。人の心理はどんな状況でも同じなんです。

あなたは大丈夫ですか?

いかがですか。あなたは「待遇改善しないけどやる気出せ!」と言っていないでしょうか。もし思い当たるのであれば、何が原因でみんなのやる気がないのかをしっかりリサーチすることから始めましょう。もちろん、他の人に比べると全然仕事をしない社員が「休みを増やして給料は上げてほしい」と要求している場合には、「何とかしなければ!」と考える必要はありませんよ。

でも、普段から頑張って仕事をしてくれている人があれこれ不満をぶちまける時は、業務改善の必要があるのかもしれません。一緒に頑張っている感じがない、そしてやりがいが感じられないのではないでしょうか。これは経営者としてしっかりやり方を考えた方がいいでしょう。その場合には、思い切ってコンサルタントに入ってもらい、言い分を聞いてもらった方がいいかもしれないですね。

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